梅雨の合間のちょうどいいタイミングで奥穂に行ってきました。
初日はゆっくり徳澤園で英気を養います。というかいつも贅沢すぎる気がします。
それくらいいい宿です。
しかも2日目はこの天気。足取りも軽く、奥穂を目指します。
今年は少なめ、とは言ってもこれくらいの雪があります。
しかしこんなにいい天気なのに人がとても少ない!
梅雨時を敬遠する方が多いですが、晴れの日が意外と多いんです。
人が少なくて静かだし、とても贅沢な時間を過ごせます。
残雪をこなせる人には絶対おすすめしたい時期です。
前穂北尾根6峰タヌキ岩と彩雲
涸沢から白出のコル方面を見上げる。
ダイレクトルンゼで雪崩があったようです。
このデブリはこの日の朝できたもの。
そして散らばっている落石が今年は多いように感じます。
この時期には雪解けとともに自然落石が頻発します。
上部からの危険を避けるための慎重で確実なルート取りや、
歩きながらの注意を徹底しないといけません。
石楠花の高山型、キバナシャクナゲ。
この時期にしか見られません。
徳澤から約8時間かかってついに登頂です。
ジャンダルム、焼岳、乗鞍、御嶽、上高地が一望出来ます。
槍ヶ岳を見ながら一休み。
こんな景色を我々だけで独占しました。
至福のひととき。
山頂付近から涸沢カールと常念岳。
北穂から涸沢岳への稜線。
これが一般登山道でいいのかな?
この日は10時間行動で、穂高岳山荘にお世話になりました。
あくる朝の日の出。
何もいえねー。
真っ赤な朝日を浴びながら奥穂に向かう3人組。
この後すぐ天気は下り坂に。
それでも大満足の山登りでした。
すべてに感謝です!