急遽のプライベートガイドのご依頼で、
妙義山塊の異端児?金鶏山と妙義富士に行ってきました。
パラグライダースクールから歩き始め、深い落ち葉をバフバフ言わせながら、
岩稜帯に取り付きます。
風化によって削られてできた樋状の岩を快適に登ります。
ザラザラボコボコでフリクションばっちり。
かんたんスタカットでぐいぐい登る。
周りの眺めも最高でした。
Oさんもさすがバランス良くスイスイ登って来られます。
上の方には像や碑がたくさん。
山岳信仰の山だったんですね。
痩せ尾根を昇り降り、乾いた土のズルズル滑る急斜面を昇り降りしながら、
ローソク岩方面を目指します。
みんながブログなどに上げる、鎖のめり込んだ木。
鎖が相当古いんだろうと察せられますが、とにかく痛々しい 😥
途中、ツルツル斜面のトラバースなどをこなしながら進みましたが、
順調すぎて時間が余りそうだったので、ローソク岩手前のピークで遊ぶことに。
とにかく面白そうなラインで天辺に立とうとしましたが、
最初に登り始めたところは意外と難しかったのであっさり諦め、この写真のラインで。
Ⅲ級程度ですが、ノープロテクション。慎重に登りました。
もう1ピッチ脆い岩を登ってから登山道まで降りようとすると、
ちょうどいいところに懸垂支点の残置があったので、強度をしっかり確認して懸垂。
金鶏山を満喫したのでした。
そしてこの日の宿、僕の大のお気に入り東雲館
いきなりのこの写真は大広間のスピーカー群。
他にもご主人自慢の品々が無数に・・。
それはともかく、ユニークでパワフルなご主人と、優しい笑顔が素敵な女将さんのお人柄に魅かれて
毎回こちらにお世話になってしまうのでした。
続く。