東雲館で美味しい料理と日本酒を頂き、
これまた宿ファンで常連の方と一緒に楽しい夜を過ごした次の日は、
妙義富士です。
表妙義の東の端、小竹沢と大沢の間の尾根です。
今回は妙義富士を登ってから天狗岳の手前、大沢の詰めから下ります。
暗い杉林を抜けて、尾根に取り付き南西方向へ。
踏み跡や残置ロープはありますが、基本的にはバリエーションルート。
なかなかワイルドなアドベンチャーです。
掴んだ枝が何度もあっけなく「ポキッ!!」っと折れました。
一つのものに頼りすぎず、力を分散したいですね。
途中見つけた謎の洞窟。
行く必要はないんですが、こういうの見つけると覗かずにはいられず・・。
川口浩になった気分で(古っ!!) 中に入ると、
特に何もありませんでした。
しかし住めそうです。窓もあります。
気を取り直して上り詰めたP2からの眺めは最高。
山頂はこの先、あのナイフリッジを登らねばなりません。
途中、謎のクライミングロープを発見!
まだ新しいし、何の目的で置かれてるのか皆目見当も付きません。
おそらく川口浩が我々に託したに違いありません(笑)
ナイフリッジを登ります。
左側はかなり高度感ありますが、こういう時は下を見ず、
手足の置く場所置き方に集中です。
山頂で出会った男性は先には行かず戻ると言って、ナイフリッジを下り始めました。
下るのはなかなか怖そう。僕ならロープに頼ります。
こんな痩せ尾根をしばらく進み、大沢の詰めから下降開始です。
深い落ち葉に滑らないよう注意しながら・・
いくつもの小滝を下り・・
ゴロゴロする大岩をボルダリング気分で下りながらひたすら沢を下降。
ロープで懸垂が必要かなとも思いましたが結局は使わず。
妙義の穴場を大満喫した2日間でした。
ナマステ。