広河原沢のメジャールートの中でまだ登っていなかった3ルンゼに個人山行で行ってきました。
新雪が載って不安定な河原を詰めていきます。
雪の下の石に足を取られたり、薄氷を踏みぬいてドボンしながらも元気に進みます。
こんな超バランスチョックストーンも。
あと何年こうしているのだろう?
途中、こんな小滝をいくつか越えていきます。
これは薄く、先行グループは巻いたようでしたが我々は登れると判断してGO。
まずはよく目視。
それから叩いてみて感触を確かめ、音を聞き、細かくルートを決めて慎重に登ります。
案外氷は強いもんです。
もちろん細心の注意を払います。
このチョックストーンは左から簡単に抜けられるようでしたが、
この狭いとこの氷が繋がっていたので僕だけ行きました。
楽しくてヘラヘラ笑ってます(^^)
このチョックストーン滝が核心かな。
ステミングをうまく使うと楽に越えられます。
チリ雪崩が胸に入ってきて冷たい。
アイスクライミング初めてのSさん。
初めてとは思えない身のこなしで楽々クリア。
ラッセル大好き、ど根性スーパー山女Mさんにラッセルはほとんどお任せしてしまいました(^^;
ガイド山行ならあり得ない。
やっと大滝が見えてくるも腰ラッセルでなかなか進まない。
大滝は上部が立っているところがありますが、全く問題なくクリア。
ここまでくれば南稜はもうすぐ。
さすがに段々疲れてきた。
大滝のあとに出てくる氷柱。
これも登りたかったけど、時間も無くなってきたのでパス。
次来たら登ろう。
この後P3ルンゼ基部に詰めあがり、南稜を下降。
ラッセルやドボンに苦しみながらも充実した一日になりました。
付き合ってくれたMさんSさんありがとうございました。