2020年12月19日 個人山行 広河原沢3ルンゼ

広河原沢のメジャールートの中でまだ登っていなかった3ルンゼに個人山行で行ってきました。

 

広河原沢3ルンゼ

新雪が載って不安定な河原を詰めていきます。

雪の下の石に足を取られたり、薄氷を踏みぬいてドボンしながらも元気に進みます。

 

広河原沢3ルンゼ

こんな超バランスチョックストーンも。

あと何年こうしているのだろう?

 

広河原沢3ルンゼ

途中、こんな小滝をいくつか越えていきます。

これは薄く、先行グループは巻いたようでしたが我々は登れると判断してGO。

 

広河原沢3ルンゼ

まずはよく目視。

それから叩いてみて感触を確かめ、音を聞き、細かくルートを決めて慎重に登ります。

案外氷は強いもんです。

もちろん細心の注意を払います。

 

広河原沢3ルンゼ

このチョックストーンは左から簡単に抜けられるようでしたが、

この狭いとこの氷が繋がっていたので僕だけ行きました。

 

広河原沢3ルンゼ

楽しくてヘラヘラ笑ってます(^^)

 

広河原沢3ルンゼ

このチョックストーン滝が核心かな。

ステミングをうまく使うと楽に越えられます。

 

広河原沢3ルンゼ

チリ雪崩が胸に入ってきて冷たい。

 

広河原沢3ルンゼ

アイスクライミング初めてのSさん。

初めてとは思えない身のこなしで楽々クリア。

 

広河原沢3ルンゼ

ラッセル大好き、ど根性スーパー山女Mさんにラッセルはほとんどお任せしてしまいました(^^;

ガイド山行ならあり得ない。

 

広河原沢3ルンゼ

やっと大滝が見えてくるも腰ラッセルでなかなか進まない。

 

広河原沢3ルンゼ 

大滝は上部が立っているところがありますが、全く問題なくクリア。

 

ここまでくれば南稜はもうすぐ。

さすがに段々疲れてきた。

 

広河原沢3ルンゼ

大滝のあとに出てくる氷柱。

これも登りたかったけど、時間も無くなってきたのでパス。

次来たら登ろう。

 

この後P3ルンゼ基部に詰めあがり、南稜を下降。

ラッセルやドボンに苦しみながらも充実した一日になりました。

付き合ってくれたMさんSさんありがとうございました。

 

 

パタゴニア