2021年1月4日 広河原沢 アイスクライミング

当ブログを読んで下さっている皆様、

新年あけましておめでとうございます。

 

実は1月2~3日が新年最初の山だったんですが、

色々とうまくいかないことばかり(楽しかったんですけどね)で記事にならないと思い割愛。

これが2021年最初の投稿です。

 

尊敬するガイドの先輩M上さんとお友達のAさんSさんにお付き合いいただいて、

広河原沢クリスマスルンゼでアイストレーニングです。

新年だけどクリスマス。

 

クリスマスルンゼ

アプローチの2つ目の小滝。

傾斜は緩くて易しいですが、上部には岩が露出。

アックスで岩を叩かないように、雪をどけて、氷を探したり、

岩に引っ掛けてトラクションを得たり、工夫のし甲斐もあって楽しいです。

 

クリスマスルンゼ

お目当ての滝が現れました。

 

今回は4人なので待ち時間も長いと思い、

パタゴニアのビレイジャケットを使いました。

パタゴニア公式サイト メンズ・フィッツロイ・ダウン・フーディ

これはとにかく暖かくて軽い!

長時間のビレイもこれで頑張れます。

自分が登るときはビレイヤーに貸してあげて。

Aさん曰く「お布団みたい!」

800フィルパワーの暖かさですが500グラム以下の軽さ。

畳めば雨蓋にも入るサイズになります。

ゲレンデアイスにはもってこいです。

 

クリスマスルンゼ

下部の緩斜面はフリーで越えて、上部のバーティカルで練習です。

 

クリスマスルンゼ

まずは僕がリードしてトップロープを張ります。

 

クリスマスルンゼ

二本トップロープ張って、ちょっとずつラインを変えながら、それぞれひたすら練習。

AさんもSさんも果敢に登り続けます。

ベテランクライマーで名ガイドのM上さんはさすがの登り。

僕が苦戦するつららも軽々登ります。

自分はちょっと力を使い過ぎな感じかな。

もっとメリハリをつけよう。

 

クリスマスルンゼ

濡れたロープはすぐに凍ってバリカタ極太麺の様に。

 

クリスマスルンゼ

一日中登った後、帰り際に見上げる滝は、朝イチに感じた威圧感がなくなっていて、

なんだか優しい別人の様。

いや、変わったのは滝じゃなく、自分か。

 

クリスマスルンゼ

美しい夕日を見ながら舟山十字路へ戻ります。

また次もみんなで登りに行く約束をして、帰路についたのでした。

 

お付き合いくださった皆さんありがとうございました。

 

 

パタゴニア